マンション協会

　
　1.特殊建築物定期調査(建築基準法第12条の1項に規定)　（1回／3年）

調査対象場所	定期調査内容
(1)一般事項	所有者の有無、構造上の主要部分変更の有無等
(2)敷地関係	地盤・道路等の現状、避難通路・非常用通路の管理状態等
(3)構造関係	基礎、土台、柱、梁等の現状
(4)防火関係	外壁防火や防火区画の状態
(5)避難関係	廊下、通路、階段、出入口等の状態
(6)衛生関係	自然換気のための閉口状態等

　
　2建築設備定期検査（建築基準法第12条の3項に規定）　（1回／年）

設備検査部位	定期検査内容
(1)換気設備	関係図書・検査記録の保管、保守管理状態
(2)排煙設備	関係図書・検査記録の保管、保守管理状態、排煙口・可動防煙壁
(3)非常用照明装置	関係図書・検査記録の保管、保守管理状態、照明器具、蓄電器
(4)給排水設備	関係図書・検査記録-の保管、保守管理状態

　
　3.省エネ措置の報告　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１回／３年）

　省エネ措置の届出を行った建築物は、省エネ措置に関わる維持保全の状況を所管
　行政庁へ定期に報告することになります。これは、建築物の省エネルギー性能が長期に
　わたって維持され省エネルギーに寄与することを目的として行われる措置です。

(1)報告の内容は、建材や機器等の省エネ性能に関する維持保全状況等です
(2)届出を行った事項のみ報告が必要です
(3)平成１８年４月以降に届出を行った住宅・建築物の2,000㎡以上について３年毎に
　　　報告が必要です。

　4.簡易診断
　(1)調査診断結果のご報告について
　　　適切な修繕工事を実施する事によりマンション等の耐久性の向上をはかります。
　(2)建物概要
　　　名称、所在地、敷地面積、建築面積、延べ床面積、構造、階数、棟数戸数、
　　　　付属建物・竣工年月日
　(3)診断の内容
　　　外構敷地廻り、建物躯体、防水、仕上材、他
　(4)劣化程度の判断
　　　劣化症状、区分の為の単位・尺度、劣化度
　(5)診断写真
　　　外構、躯体、防水、仕上、写真説明Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
　